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施工事例

宮城県仙台市

木と穏やかに暮らす家

DATA

敷地面積/ 258.14㎡
延床面積/ 152.36㎡

  • #二階建て
木と穏やかに暮らす家

 

外観

明るいグレーの外壁に黒のサッシを組み合わせ、スタンダードな中にも個性が光る。奥行のある細長い土地に合う間取りと外観デザインを同時に叶えた。

 

 


 

間取り

生活と仕事の場を1階にまとめることで家族とのコミュニケーションをスムーズにする間取り設計。2階には家族みんなが使える大型のファミリークローゼットも。

 

 

 

リビング

「ナラの木の節のある感じが好きなんです」とおっしゃるご主人。リビングの床はナラの無垢床を採用し、その肌触りのあたたかみや柔らかさに癒されているという。関東からの転居を機に、穏やかでゆとりのある生活を送りたいとの思いが強くなったということで、床のみならず梁表しや造作家具、羽目板など随所に木を取り入れてくつろげる空間を演出している。 細長い土地の形状を生かした、奥行のあるLDK配置で、すっぽりと木に包まれるような安心感を感じられる空間だ。

 

 

 

リビングの天井に趣向を凝らして

リビング上の吹き抜け天井にはレッドシダーの羽目板を。三角屋根の勾配に木質感を添わせることで、空間全体のアクセントになっている。隣の住まいとの距離が近いことが懸念材料だったが、高い位置に採光窓を用意することで、気兼ねなく明るい日差しを家の中に取り込んでいる。

 

 

 

適材適所の収納と間取りで効率よく

キッチンとダイニングは家事が効率的にできるよう、横一列にレイアウト。対面カウンターは読書や勉強をするための簡単なワークスペースとしても活用できる。カウンター横には造作の本棚も。収納については、大きいものを一つ用意するのではなく、「必要な場所に必要なだけ」用意することで住まい全体をすっきりと見せている。

 

 

 

家族の気配を感じる書斎

リモートワークが多いご主人の書斎が1階にあるのも特徴の一つだ。 「共働きなので子どもの帰宅時間に在宅しているのは私一人。学校帰りの子どもたちの気配を感じて迎えられるようにこの配置にしました」とご主人。仕事に集中するために2階に独立させることも多い書斎だが、住まいを「家族との暮らしの営み」「仕事」に分断せずに同時に自然と行うという考え方はまさにニューノーマル。 「以前は家は『寝に帰る場所』でしたが、越してきてから『暮らす場所』になってきています」との言葉からもそれを感じられた。

 

 

 

たたみスぺース

リビング横の引き戸を開けるとたたみスペースが。「以前の住まいでは建物の奥に和室をつくってしまったため、結局活用せずに物置になっていたんです」とご主人。その反省を生かし、リビングと和室をひと続きにレイアウトすることで、子どもの遊び場や来客時に重宝する空間になったのだとか。なにより「子どもが寝た後に家事を終え、畳にごろんと横になる時間が一番ほっとする」とおっしゃるご主人もうれしそうだ。

 

 

 

2階フリースペース

3人のお子さんがいらっしゃるK様一家。2階にはそれぞれの部屋以外に、みんなが遊べるフリースペースも。吹き抜けでリビングとつながっており、1階にいても家族の気配を感じられるよう設計されている。窓側は洗濯物を干すスペースとしても。

 

 

 

セパレートタイプの子ども部屋

長男・次男のお部屋は、引き戸で区切れるタイプに。扉を開けると広々とした遊び場として、将来的には個室として活用できる人気の間取りだ。

 

 

 

落ち着いたトーンの主寝室

主寝室は落ち着いたグレーが目を引くシックな空間に。

 

 

 

独立ウォークインクローゼット

出張が多いご主人。夜にパッキングをする際、家族を起こさないように…との思いから、2階には独立した大型のウォークインクローゼットを設置した。 家族の洋服のほか、ダイビング用のウェットスーツなど、趣味の道具も収納している。

 

 

 

MUKU冷暖

家づくりのパートナーに高勝の家を選ぶにあたって「性能と快適性を叶えるための効率や合理性に納得したから」とおっしゃるK様ご夫妻。無垢床とエアコンによる床暖房の組み合わせ「MUKU冷暖」を採用したのも、そんな理由からだという。「お風呂上りが寒くないのがうれしいですね」とご主人。奥様は「帰宅したときに家全体が温かいことにホッとします」とほほ笑んだ。

 

 

INTERVIEW

お客様インタビュー

木のデザインと理にかなった家づくりに惹かれました

木のデザインと理にかなった家づくりに惹かれました

宮城県仙台市 K様

Q.なぜ家を建てようとお考えになったのですか?
A.ご主人:以前、横浜に住んでいたときも持ち家だったんです。転勤を機に仙台に永く住むことになるので、家族のことも考えてしっかりした家を建てようと。そして、自分たちの時間をしっかり過ごせるようにしたいと思い、改めて家を建てようと思いました。


Q.家づくりのテーマを教えてください
A.ご主人:テレワークで家にいる時間が長くなったので、心地よく過ごせる家にしたかったんです。前の家は土地もあまり広くなかったのでリビングの広さを優先したのですが、今回は反省も踏まえて、収納や動線も一から考え直しました。



Q.家づくりにむけて何からスタートされましたか?
A.ご主人:まずは土地探しからスタートしました。当時他県に住んではいましたが、もともと仙台も土地勘があるエリアでした。せっかく仙台に来たので、ゆっくり生活がしたいとの思いも強く、景色の良さなども考えながらある程度の場所を決め、その中で納得できる土地を探しました。


Q.こちらの土地はどのように探されましたか?
A.ご主人:不動産屋さんに紹介してもらいながら、仕事柄知識もありましたので、防災なども一通り自分でチェックして選びました。


Q.高勝の家を知ったきっかけを教えてください
A.ご主人:きっかけはホームページでした。「木の質感がいいな」というのが第一印象でしたね。その後ウッドエッグガーデン仙台の展示場を見学させていただいたのですが、入った瞬間息をしているような木の質感を感じて圧倒されたんです。他社のモデルハウスもいくつか見学したのですが、高勝の家ほど木の質感を感じたところはありませんでした。


Q.他の建築会社も検討されましたか?
A.ご主人:大手ハウスメーカーさんは一通り見学しました。デザインがすごく立派だなと思う会社もあったのですが、予定よりも費用がかかるな…という印象でした。逆に高勝の家はこの価格でこのスペックが実現できるのか!と正直心配になるくらいで…(笑)。無垢材を使用できるメリットも感じたので、割と早い段階で本命と決めました。


Q.高勝の家での家づくりに決めた理由はなんでしょうか?
A.ご主人:デザイン面も決め手ではありますが「理にかなった家づくりをしているんだな」と納得できたのも大きな理由です。感覚だけではなく、頭で考えても一つひとつ納得できる工法や素材を提案いただき、時間が経てば経つほど「なるほど!」と思うポイントが多かったです。

奥様:木材などの見た目だけでなく、耐震性、外張り断熱が構造に対しても長期的に見るといいんだなと。


Q.家づくりで不安だったこと・大変だったことはありましたか?
A.奥様:当時は横浜に住んでいたので、コロナ禍の真っ最中にどうやって仙台に家を建てたらいいのか…というのが不安で。最初は模索状態でしたね。営業担当の土田さんと相談しながら、メインはオンラインでの打ち合わせをすることにして、タイルなどの質感チェックは実際に仙台に赴きました。

ご主人:土田さんがオンラインを想定してしっかり準備をしてくだいましたので、打ち合わせもしやすかったです。資料の細かいところは画面で見ながら確認できるので、落ち着いてお話ができました。打ち合わせ直前まで家で相談することができるので、宮城に行くよりも時間的な余裕ができたのもありがたかったです。


Q.家づくりの思い出を教えてください
A.奥様:遠隔での家づくりでしたので、はじめのころは「本当に家ができていくのか?」と心配ではあったんですが、ポイントポイントで的確な助言をいただけました。実際に完成していく姿が週報(工事の様子を写真と文章でお送りするお手紙)で見られたのが思い出深いです。

ご主人:工事担当の佐藤さんからは定期的に電話もいただきました。「先週柱が立ったばかりです」などとお知らせいただき、週報と合わせてみながら「おお、ここまで行ったんだ!」と。図面上のものがちょっとづつリアルになっていく感じが楽しかったですね。

ご主人:設計の方ともオンラインでかなりの数を打ち合わせをしてもらったので、密にコミュニケーションが取れましたね。

奥様:ウェブ上では何度もお会いしていたので「直接お会いするのははじめてですね(笑)」というやり取りがあったのも思い出深いです。


Q.これからお家の中に取り入れていきたいモノやコトはありますか?
A.奥様:庭に物置を設置したいなと思っています。あたたかくなったらウッドデッキで子どもたちが遊んだりできるかなぁと楽しみですね。


Q.家づくりを検討されている方へ向けてアドバイスをお願いいたします
A.奥様:自分ですべてを具体的にイメージするのは難しいと思うので、色々な動線や間取りなどをたくさん見て、自分たちのライフスタイルに一番合うものを取り入れるといいと思います。

ご主人:デザイン的なところだと、スマホに集めた写真などで「こんな雰囲気が好きなんです」と伝えると、希望に合うような提案をしてもらえたので、ネットで調べて好きなデザインを見ていくだけでも形にしてもらえると思います。


Q.家づくりを振り返っていかがでしたか?
A.奥様:私たちは共働きで、仕事をしながら、そして子どもを育てながらの家づくりで忙しい日々ではあったのですが、高勝の家の皆さんに適切で参考になる情報をいただけたので助かりました。そして、間取りやデザインを考えるうえでモデルハウスがすごく参考になりました。他にも色々なものを参考にしながら何度も何度も修正していただいて…。ちょっとした私たちの希望を聞いてもらえたりと、本当に一緒に作り上げていったなとしみじみ思います。

ご主人:機能的には少しの差であったとしても、一つ一つ確認してもらえました。そういう意味では、私たちが忙しくて決めきれなかったところも打ち合わせの場で確認してもらい、最終的に納得できる家が完成しました。

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