WORKS

施工事例

宮城県多賀城市

特等席のある家

DATA

敷地面積/ 210.46㎡
延床面積/ 118.41㎡

  • #二階建て
特等席のある家

 

外観

ボックス型が3つ連なるエッジのきいた外観デザイン。中央をウッド調のサイディングにすることで、無機質な印象を柔らかく演出している。

 

 


 

間取り

LDKとウッドデッキの動線がスムーズな、自然と外につながる間取り。水廻りを広めに設定することで、日常のささいな出来事も家族みんなで楽しめるような工夫をほどこした。

 

 

 

自然とつながるナチュラルな空間

「ソファで横になると、自然の中で寝ているみたいな開放的な気持ちになるんです。」K様邸は、奥様のそんな言葉が象徴するような住まいだ。 K様夫婦の趣味は、アウトドアやバーベキューなど自然の中で過ごすこと。それもあって家づくりも「自然素材あふれるナチュラルな家」をテーマに進んでいった。すぐそこに大きな桜の木が見える郊外に建てる、というのもK様らしい選択だ。

 

 

 

桜が見える建物裏側には広々としたウッドデッキを設置。春になったら家族や友達を読んでここでBBQしたい、とにこやかに教えてくれた。 LDKはこのウッドデッキを囲むようにレイアウト。リビング・デッキ・キッチンに一体感を出すことで、外と中を自然と行き来できるような空間になっている。

 


 

L字のウッドデッキは火を使う調理をする際に便利。

 

 

 

ウッドデッキを囲むことで、自然とエッジのきいた外観デザインに

 


 

桜の特等席

リビングに明るさをたっぷり運ぶ採光窓は、ソファに腰掛けるとちょうど桜の木が見えるように配置。春になるとこの場所がお花見の特等席になる。キッチン側からLDKを見渡すと、窓が外の風景を切り取る額縁のよう。景色含めて絵になる空間だ。

 


 

日常も家族みんなで楽しむ

例えば人が十分すれ違える程余裕のあるキッチンや広々とした洗面スペースは、日常的な家事の間も家族一緒に過ごしたいという気持ちからできあがっている。

 

 

 

洗面スペースは横に広いだけでなく、コンセントも両側に配置することで、ドライヤーやヘアアイロンを二人同時に使えるように工夫。身支度する時間も家族の楽しい時間になりそうだ。 大きなシンクはアウトドアギアを洗うのにも十分なサイズ

 

 

 

お子さんが成長したら、いっしょにお菓子作りをしたいという奥さま。キッチン前のカウンターは、クッキーをこねたり型抜きしたりするのにピッタリ

 

 

 

キッチン横にはたたみスペースも。キッチン・ダイニングからしっかり目が届くため、お子さんのお昼寝や遊び場として活躍しそう

 


 

吹き抜けを見下ろす開放的な廊下。奥には子ども部屋があり、将来的にコミュニケーションがとりやすいレイアウトになっている

 

 

 

無垢床とMUKU冷暖のある暮らし

展示場で体感した「無垢床」の質感に感動して、高勝の家での家づくりを決めたというご主人。空間全体に無垢材を活かしたデザインをしているが、それと合わせて導入した「MUKU冷暖」もこの冬大活躍したのだという。 「今まで住んでいたアパートは、暖房をかけても床が冷たくて大変だったんですが、ここに越してきて家中がどこも暖かくて驚きました」と奥さま。「今年の冬は寒い日も多かったですが、寝室も暖かくて。寝ている間に布団を蹴ってしまうこともあるんですよ(笑)」と笑顔を見せた。 「寒い日に帰ってきてもいつでも暖かい、というのが幸せですね」とご主人。そのあたたかさもあってか、家が早く帰りたい場所になったという。 「快適なだけでなく、木や小物など、落ち着けるものを集めた自分たちのための家ですから、本当にほっとできる空間です」という言葉からも、家づくりへの満足度を感じられた。

 


 

ねこちゃんのスペース

今後の過ごし方について尋ねると、猫を飼う予定があることを教えてくれたK様。実は猫を迎える準備は万端で、家づくりの段階でトイレスペースやキャットウォークをしつらえていた。

 

 

 

テレビ横の造作棚が、将来はキャットウォークに早変わり。

 

 

 

「今後は庭づくりやDIYをしながら徐々に住まいに手を加え、自分たちらしくしていきたい」とおっしゃるお二人。お子さんや猫と、家族が増えていくにつれどのように住まいが育っていくのか、楽しみになるひとときだった。

 

INTERVIEW

お客様インタビュー

初めて無垢床を踏んだ時の「感動」が決め手でした

初めて無垢床を踏んだ時の「感動」が決め手でした

宮城県多賀城市 K様

Q.なぜ家を建てようとお考えになったのですか
A.ご主人:私はマンション育ちなんですが、昔から一軒家に住みたいなという憧れがあったんです。それもあって、一戸建ての家に住むというのは前提で進んだ感じですね。


Q.家づくりのテーマを教えてください
A.ご主人:私たちは二人ともキャンプなどのアウトドア好き。それもあって、家を建てる時も自然を感じられるようなナチュラルな家にしたいね、と考えました。
また、子どもが生まれた後の生活も見据えた家づくりは心がけましたね。


Q.家づくりのこだわりポイントを教えてください
A.ご主人:「木」という素材が好きなので、無垢床には絶対にしたいと思っていました。合わせて開放的な雰囲気を味わいたかったので、吹き抜けと大きな窓を作って、外の自然を身近に感じられるようにデザインしました。

奥さま:夫婦二人でいられる時間を長くできるように、キッチンや洗面台を少し広くしたのもポイントです。「2人で何かをする」っていう時間を大切にできるようなお家が出来たと思います。


Q.家づくりにむけて何からスタートされましたか?
A.ご主人:家づくりについては分からないことだらけだったので、まずは総合住宅展示場に足を運んで、気になった住宅会社さんに話を聞くことから始めました。様々なお家を見せていただく中で、自分たちの好きなものイメージを膨らませることができたと思います。

奥さま:何軒かのお家を見るうちに、「木を使った家がいいな」っていうのが固まってきて。そこからインスタグラムで色々な住まいのアイデアを見て、よりイメージを膨らませていきました。


Q.こちらの土地はどのように探されましたか?
A.奥さま:新しい土地情報はネットで確認していましたが、地形などはどうしても見に行かないとわからないので自分たちの足でも回りましたね。実際にホームページには出ていない土地の情報も収集できましたし、看板に連絡先が書いてあれば問い合わせもしてみました。当時は普段の外出でも土地を見るクセがついてましたね(笑)。造成前の土地なんかも「これから宅地になるんじゃないか」っていう目で見るようになりました。

ご主人:この土地に決めた理由は、ほどよく色々なものがあったから。自然が豊かなのに少し移動すると町があって便利なところが気に入りました。すぐそばに桜の木があるのもポイントでしたね。「春になったら桜を見ながらBBQできるな」「友達や両親を呼んで楽しめそうだな」って具体的に想像できたんです。

奥さま:私たちは高勝の家で家を建てることを決めてから土地探しをはじめました。その前は自分たちがどんな家に住みたいのかも決まっていなかったので、どのくらいの広さの土地があったら自分たちのやりたいことができるのかも分かっていなかったんですよ。なので住宅会社を決めて、アドバイスをもらいながら土地探しできたのでよかったなと思ってます。


Q.高勝の家を知ったきっかけを教えてください
A.ご主人:知ったきっかけはテレビCMです。木を使った雰囲気がイイ感じかな、と思って。

奥さま:CMで見た後はインスタも見て、実際に足を運びました。


Q.他の建築会社も検討されましたか?
A.ご主人:他社さんも何件か見学をさせていただいている中で高勝の家の見学にお邪魔したのですが、初めてモデルハウスに入って実際に無垢床を踏んだ時の感覚が忘れられなくて。

奥さま:裸足で歩きたくなるような肌触りだったよね。

ご主人:うん。でもやっぱり無垢床はキズとかの心配もあって躊躇する部分もあったんです。最後まで高勝の家を含む2社で悩んだんですが、やっぱり無垢床の心地よさを忘れられなくて。「自分たちのやりたいこと、良いと感じたことはやりたい!」と考えて高勝の家に決めました。


Q.高勝の家での家づくりに決めた理由はなんでしょうか?
A.ご主人:初めて間取りを見せてもらった時に、自分たちのやりたいことのイメージに近いものを出してくれたのも理由のひとつでした。大きな吹き抜けがあることを希望していたのですが、その意向を汲んだデザインにしていただいたと思います。

奥さま:営業担当の方が私たちと年齢も近くて相談しやすかったのも良かった。私たちは担当者さんにとって初めてのお客さんだったんです。でも、進めていく中でも色々調べて教えてくれたり、一生懸命やっていることが伝わってきて、人的な面でもいいなと思いました。


Q.家づくりで不安だったこと・大変だったことはありましたか?
A.ご主人:心配だったのは金銭面でしたね。まだ20代ですし、果たして将来払っていけるんだろうかっていう。

奥さま:でも高勝の家さんでファイナンシャルプランナーさんを紹介してもらって、プランニングをしてもらうことで不安が徐々に解消されていきました。

ご主人:大変だったのは、やりたいことが多すぎたっていうことですね(笑)。どれだけ予算内で実現できるか、どれを削るのかを考えるのが大変でした。夫婦で絶妙に意見の食い違いがあったり、どう二人が納得する形にまとめていくかには頭を悩ませました。

ご主人:そういった調整の際には、設計の及川さんやインテリアコーディネーターの三浦さんに相談させてもらいました。設計・コーディネートのベテランの方たちにも話を聞けたので「あったほうがいいもの」「なくていいもの」のアドバイスをいただけたのがよかったです。

奥さま:私たちもまったく無知な状態だったので、一から教えてもらったよね。例えば照明なんかも、最初は全部スポット照明にしようと思ってたんですよ。でも設計の及川さんに「部分的にブラケット照明(壁付けの照明)を付けた方がいい」ってアドバイスをもらって。実際に住んでみるとこれにしてよかったと思います。下だけでなく上も照らすことができるので快適に過ごせています。
壁紙選びの際も、派手な色も使っていたので不安もあったんですが、コーディネーターの方にアドバイスをもらえました。最初に床の色を決めてから壁紙を選んだので、床との相性なども考えて、やめた方がいいことははっきり言ってもらえたのがよかった。結果的に自分たちのやりたいことも取り入れつつ、まとまった仕上がりになったと思います。


Q.家づくりの思い出を教えてください
A.ご主人:とにかくモデルハウスの床が好きすぎて(笑)ここにずっといたい!早く住みたい!という気持ちで進んできた感じです。家づくりが始まってからも「床材は杉にしようか?」「ヒノキにしようか?」「それとももっと固いものがいいのか?」みたいな感じでずっとサンプルを触って吟味しました(笑)。

奥さま:壁紙もキッチンのタイルも種類がたくさんあって、どれがいいのか悩みましたね。想像しながら進める作業が多くて楽しかったです。

ご主人:工事中も途中の経過が見れて、「家ってこんな風にできるんだ」っていう感動がありました。柱だけの状態のときも見たんですが感慨深かったですね。「一生に一度の体験だな」って。


Q.実際に住んでのご感想はいかがですか?
A.ご主人:一言でいうと最高です。仕事が終わったらすぐ帰るようになったよね。休みの日も、このご時世で外出できないっていうのもありますが、家でくつろいでいると家の中にいても外にいるような気分を味わえて開放的な気持ちになります。

奥さま:何よりあったかいですね。以前住んでいたアパートは、暖房をつけても床が冷たくてお風呂に入る時も大変だったんです。今年の冬は雪も降って寒いですが、エアコン1台で2階まであったかいので、どこに居てもあたたかく快適に過ごせます。


Q.これからお家の中にに取り入れていきたいモノやコトはありますか?
A.ご主人:DIYで家具づくりしたいと思ってます。壁に飾り棚を作ったり、キッチンカウンターにイスも作りたいなと思ってて。

奥さま:それいいね!

奥さま:あと、外構屋さんにはあえて頼まなかったお庭部分。花壇を作ったり木を植えて、もっと自分たちらしさを出していけたらいいなって思ってました。


Q.家づくりを検討されている方へ向けてアドバイスをお願いします
A.奥さま:早めに色々な会社さんや住宅を見た方がいいと思います。家づくりは時間はたくさんあったほうがいいから、早いうちから動いて自分たちのやりたいことのイメージを膨らませられるといいなと。

ご主人:土地も早い者勝ちで、いいな~と思って見てると次の日には売れちゃってたりもしたので、ビビッとしたらすぐ決断した方がいいと思います。私も優柔不断なので即決できない気持ちもわかるんですけどね(笑)


Q.最後に、家づくりを振り返っていかがでしたか?
A.ご主人:大変だなと感じることもありましたが、悩んだり考えた過程も、今となっては楽しかったです。初めて完成した家を見たときは感動して言葉も出ませんでした。
実際に住んでみると、すごい快適だし住み始めたときなんて「別荘なのかな」って思うくらいでした(笑)。最近はこの家にも慣れてきて、DIYとかやりたいことも出てきて楽しみが増えました。

奥さま:家族も増えるし、この家にして本当に良かったと思います。

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